ミルド国(現在)




北、西、南を深い森と谷が囲み、様々な種族が暮らす国。
国は4つの地区にわかれ、独自の政治が行われている剣と魔法の世界。
しかしこの地を守る4人が司る力は、
ミルド国を離れると消えてしまうが、個人個人の力は強大であり、
さらに、全ての民が何かしらの力を持つという。

首都ベールキル(主に人間が生活) ネイ地区(人間とエルフが生活)
マール湖に囲まれたミルド国の首都。
ミルド国1番の勢力を誇り、絶対王制地区。
過去に王が他国と戦争を繰り返し、悪政が続いたため、
クリス率いるネイ軍に制圧され、
「悪しき心の者はマール湖から一歩も出ることができない」
という封印魔法がかけられた。
このため、奴隷や重税に苦しむ民が逃げることができた。
しかし、それから数百年が経ち、力を蓄えた王が封印を解こうとしている。
火と石を司るゾーラ・ドキースが守護する地区。
ミルド国2番目の勢力を誇る王政地区。
大部分が深い森で、ドラゴンが住むといわれる山もある。
ネイ地区のみエルフが暮らしており、みな高位についている。
しかし、その数は極少数。
木と水を司るクリス・キグリル・クイーンが守護する地区。
ナルマニ地区(主に人間が生活) カルミ地区(パラ&シフール等が生活)
元々、少数の村がポツポツとあるだけだったが、
ベールキルから亡命してきた者達が開拓した地区。
しかし、原住民を無理やり追い出したり、抑圧などをしたため、
争いが起こり続いたが、元ベールキル住民が勝利した。
この頃にリネットが行方を晦ませた。

残った原住民は北と東に村をつくり、
北の村は、命名をしなかったもの、後々ナシの村と呼ばれ、
東の村は、リネットの側近だったシュウ・ロヴェが作り、ロヴェ村と呼ばれ、
後にクリスの要望により、ベールキルの状態を探るために高台が作られ、
村の象徴となっている。
ナシの村は流れ者が行き着き、忌み嫌う者が多いが、
穏やかな者が多く、まったく争いが起こらない平穏な村となっている。
ナーディル、ルヌーン、マーオの3人はこの村の出身。
風と土を司るリネット・テュスールが守護する地区。
ベールキルにより、占領された時期もあり、今も要塞跡などがあるが、
パラやシフールといった背丈の小さい種族が暮らしている地区。
一年中、色々な花が咲き乱れ、家は全てお菓子で作られている。
この地にパティシエ修行に来る者が絶えない。
実りと道具を司るメイヴィス・トォが守護する地区。





物語進行によって、文章が増えるかもしれません。